3月21日、春分の日にアトリエではじめてのワークショップを開催しました。
ゲスト講師は映画監督の飯塚花笑(いいづか かしょう)さんに来ていただきました。
HARETOKEは芸術表現を通してコミュニケーション方法や自分と誰かの快適を発明するプロジェクトです。
1回目のワークショップは、かっちりした取り組み内容や方向性をあえて決めないで、マイノリティやマジョリティ、ジェンダー、文化、パーソナリティー、考え方を限定しない誰でも参加できて楽しめるパーティを子ども主体でつくろうと思いました。
世界のほとんどは、自分とまだ会ったことのない人たちがつくっています。
HARETOKEのアトリエには色んな人が来ていいんだよ、色んな考え方があるんだよ、に触れられるきっかけになっていたら嬉しいです。
では、少しですが、ワークショップの様子を紹介します。
今回は子どもが3人と大人が4人の小さなパーティになりました。
まずみんなで自己紹介とアトリエのルール説明をしました。
大人も子どもも緊張してモジモジでした。最初はこそばゆい、そんな感じのスタートが良いですね。
机の上のもの何でも使っていいよ〜から、自分達で素材を選んで変身アイテムをつくっているところ。
なりたい自分を考えてみます。始めは悩んでいても、手を動かしだすと凄い熱量。
裁縫道具、グルーガン、針金、初めて扱う道具をいっぱい使えました。
変身したままおやつの買い出しや撮影会を計画していたけど、
「製作を続けたい」の子どもたちの気持ちで3時間丸々変身アイテム製作パーティになりました。
みんなとディスカッションして自分達の気持ちが向く方向であれば、取り組み内容は全然違うものになってもいいアトリエなのです。
変身後の皆さん〜〜〜〜!
満足できた?の問いかけに、
各々が心の底から、大人に気を遣わない「うん!」を言っていたのが印象的です。
細かい作業が得意な人、好きな色をいっぱい使える人、こだわりのある人。
それぞれが納得できて、考えながら好き放題できた満足感が大事。
納得しどころは、打ち込めたことや作品の出来栄え、何でもOKです。
パーティを一緒につくってくれたHARETOKEの大人たち。
パーティのデザインをつくってくれた大人。
企画を一緒につくってくれたゲストの飯塚くん。
パーティ参加の子には今でも「ピンクのプードルちゃん」と呼ばれています。
おじさんがふざけられる場所、大事。
遅くまで残ってくれた子とは、プロジェクターで映像実験をして遊びました。
70~80'sのディスコ感が欲しくてキラキラの映像を探した結果、マツケンサンバに落ち着きました。
「これ知ってる、小学校で踊らされた・・・。」と言っていました。
おやつを床に広げて上様を眺めるおじさん達と4年生。
メンズメンバーが少ないアトリエなので、こんなふうにふざけて遊びながらメンズも増えていったらいいな〜
そんな感じで、第一回目のワークショップは大成功でした!
参加してくれた大人や子ども達、ありがとうございました。楽しかったね。
祝日はアトリエのイベント日にしたいと考えています。
楽しいこといっぱいしようね!
ご予約・お問い合わせ
京都福祉支援事業 HARETOKE
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メール haretoke.kyoto@gmail.com
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