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ワークショップvol.3「なまえとルールをつくる/モジをつくる」レポート

2022年5月3日、ゴールデンウィークにHARETOKEワークショップ3回目を開催しました。


ワークショップは祝日に開催しています。


新しい試みとして、午前と午後の部に分けて1日かけて行うワークショップを企画してみました。




午前の部

「なまえとルールをつくる」


HARETOKEのアトリエは "自分達の場所を自分達でつくる" というコンセプトを大事にしています。


アトリエに来た子どもから「秘密基地みたい」とよく聞きます。


自然に発生した秘密基地っていうイメージが、なんだか素敵な方向性を生むのじゃないかな、名前やルールを自分達で考えることで、場所の役割や意味を大事にしていけるきっかけができるのでは・・・という思いから企画しました。


今回は人数が満たなかったために企画は実現できませんでしたが、子どもメインでディスカッションをしてみる企画は続けていきたいと思っています。


お話から何かを生み出したり決めることを難しく捉えず、コミュニケーションをとることは楽しい、と思えるようなちょっと頭を使える参加しやすい企画を考えていきます!



急遽予定を変更して、午前参加してくれた子どもと、まちにお散歩に行って瓶にお土産を集める取り組みになりました。

まちの人からもらったお花、気に入った葉っぱ、金属。


素敵なものがいっぱいです。








午後の部

「文字をつくる」


HARETOKEのアトリエには4歳から小学校高学年までの子ども達が来ています。

年齢に関わらず、製作の中で作品に文字が頻繁に登場することに気づきました。


画材を持ったら絵よりも先に文字を書くことに挑戦する頻度が意外と多いのです。


「自分の名前をただ書くだけではなくて、何かカタチに残せたりデザインできることで広がりが生み出せるかも」と思い生まれた企画です。



4歳と3年生が参加してくれました。



ゲスト講師は、HARETOKEのチラシやロゴをつくってくれているプロデザイナーのワタルさんです。







自分達で素材を選び、文字の形を考えながら、細かい作業に集中して取り組んでいました。





3年生の作品です。

デザインナイフで型抜き状に切り取りに挑戦していました。




粘土を使った文字の とめ や はらい など細かい表現へのこだわりがわかります。





3年生のアイデアからヒトモジを写真に撮って並べる製作もしました。

アトリエのAとTをそれぞれ身体で表しています。








こちらは、4歳の作品です。

自分の名前を書いた上から素材を貼る細かい作業をしていました。





覚えた文字を書くことも、目に入った読むことも好きなようです。





プラ板で文字をつくるにも挑戦しました。

形や色の濃淡が変化する様子が楽しかったです。









プラ板を焼くオーブンを眺める参加者たち。

初対面でもあっという間に距離が縮まるのは、子ども達が持っている素敵のひとつ。毎回感動します。




年齢が小さい人は特に、大きい人を見て自然に技や知恵や感性を吸収しているのがわかります。大きい人たちは自分の腕の見せ所や活躍できる場面です。






お迎えに来てくれた人が、急遽参加してくれました。

覚えたての文字達を画面いっぱいに並べていました。


みんな覚えたことをうまく使いながら、戸惑うことなく自由で丁寧で真剣に取り組んでいます。





文字という情報も工夫すれば素敵なデザインになっていくことを知ってもらえるきっかけになっていたら嬉しいです!






最後に、ちょっとお知らせです。

HARETOKEのワークショップに名前ができました!








「ナイス・ラボ」と言います。

いろんなナイスを研究しながらつくれるような面白い企画をみんなで一緒に考えていきたいと思っています。


ナイス・ラボで一緒にふざけられるナイスな仲間たちに会えることを楽しみにしています!



取り組み内容はこちらのページからご覧いただけます。





任意団体 HARETOKE

〒604-8801 京都市中京区今新在家西町29−3 三条未来ファクトリー1階3号室 ​E-mail : haretoke.kyoto@gmail.com 公式LINE https://lin.ee/fNAuSpg (受付時間 日曜午後・月曜日を除く 8:00〜20:00)



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